悪口があなた自身に与える影響──脳と心の健康のために知っておきたいことvol.54

誰かの悪口を言ってスッキリしたことはありませんか?

でも、その一言が、
実は自分自身に大きな影響を与えるとしたら……。

悪口は相手を傷つけるだけでなく、
言う本人の心や脳にも悪影響を与えます。

今回は、悪口がどのように自分を傷つけるのかを
3つのポイントでお伝えします。

悪口は潜在意識に刻まれる

言葉は、潜在意識に深く入り込みます。

そのため、悪口を繰り返すと、
自分の心がネガティブに染まります。

また、他人を「ダメだ」と批判することで、
自分も「ダメと言われたくない」という
不安を抱くことにもつながります。

悪口を言うことは、
自分の中にネガティブな感情を増幅させる行為
なのです。

悪口は脳を疲れさせる

悪口を言うと、
脳は「攻撃している状態」と認識
します。

このとき、
ストレスホルモンのコルチゾールが分泌されます。

コルチゾールが増えすぎると、
・記憶力が低下する
・集中力がなくなる
・免疫力が落ちる

といった悪影響が現れます。

一時的なストレス解消のつもりが、
自分の健康を害してしまう結果に。

ポジティブな言葉が生む幸福感

逆に、ポジティブな言葉を使うと、
脳に良い影響
があります。

「ありがとう」「うれしい」などの言葉は、
脳内でセロトニンやオキシトシンを増やします。

これらは「幸福ホルモン」と呼ばれ、
ストレスを和らげ、心を穏やかにします。

良い言葉を使うことは、自分自身の幸福につながるのです。

悪口を言わない選択を

悪口を言うことで傷つくのは
相手だけではありません。

それは、
自分自身の心や脳にも影響を及ぼします。

一方で、ポジティブな言葉を選ぶことで、
自分を健康で幸せにすることができます。


「あなたらしい人生」を取り戻すために、
まずは言葉から見直してみませんか?


次回は、悪口がどのように広がり、
周囲にどんな影響を与えるのかをお話しします。

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