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「子どもが不登校になりました。
理由を聞いても話してくれません。
どう接したらいいのか分かりません。」
とのご相談を受けました
お子さんが不登校になり、
親としてどう接すればいいのか、戸惑いますよね
悩みますよね
親としての自分の責任を感じたりするかもしれません
でも、お子さんが話してくれないのは、
もしかしたら何かを隠しておきたいと思っているのか、
まだ言葉にする準備ができていないのかもしれません
親としての自分を責めたり、焦ったりせず、
まずは、お子さんが心を開けるような環境を整えてみてはいかがでしょうか
リラックスした雰囲気をつくる
お子さんが自分の気持ちを表現できるよう、
リラックスした雰囲気を作ることが大切です
例えば、
一緒に散歩をしたり、
何気ない会話を通じて、
お子さんが安心して話せる時間を
少しずつ増やしていきましょう
話題は、
学校のことに限らず、
お子さんの好きなものや最近あった楽しいことなど、
気軽に話せる内容から始めると良いでしょう
お子さんの視点で考える
子どもの世界は大人のものとは違います
お子さんが何に困っているのか、
何を不安に思っているのか、
想像をめぐらせてみてください
大人の視点では見えない、
お子さん特有の悩みや考えがあるかもしれません
理解しようとする気持ちが、
お子さんの安心感につながります
安心感を与える工夫
お子さんが話したいと思ったときにすぐに話せるよう、
親御さん自身がゆったりとした態度で接することも大切です
何を話しても否定せず、
「話してくれてありがとう」という気持ちで
受け止めてあげてください
お子さんが自分の気持ちを伝えやすい環境を作ることが、
親子の信頼関係を深める一歩となります
専門家のサポートを取り入れる
もしもお子さんがなかなか心を開いてくれない場合や、
ご自身が辛かったり、悩んでしまったりした場合は、
専門家のサポートを検討してみてください
心理カウンセラーや教育の専門家は、
お子さんの心のケアに詳しく、
親子の間に入り、より良いコミュニケーションの方法を提案してくれるでしょう
親御さん自身がカウンセリングを受けることで、
ご自身が、自分の話を聴いてもらえる安心感を体感し、
お子さんの話を聴く際の参考にすることもできます
親としてお子さんの不登校にどう向き合うかは、非常に難しい課題です
しかし、一歩ずつお子さんと向き合い、寄り添うことで、
お子さんが少しずつ心を開いてくれるかもしれません
お子さんの成長を見守りながら、共に新しい道を探していきましょう
「子どもが不登校になったときの接し方~心の声を聴くヒントvol.15」へのコメント
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