今日は、私が経験した癌再発への不安とその対処法についてお話しします。
もしも あなたが、癌経験者で
検診が近づくたびに胸がドキドキし、心配でたまらないと感じているなら、
この話が少しでも役立てば嬉しいです。
ショッキングな告知、そして全身の痛み!?
いつもの検診のつもりで受けた検査で、
突然「癌」の告知を受けた私。
最初は「えっ、私が癌?」と驚き、
どう受け止めていいかわからないまま
過ごしました。
そのうち、全身が痛み始め、
「もしかして全身に転移しているのでは?」という恐怖が心に浮かび、
心臓がバクバクしました。
悲しみと不安で押しつぶされそうになりました。
すぐに担当医に相談しました。
すると、驚くことに
「それはね、緊張で全身に力が入っているからですよ。」
と言われました。
私の体は知らず知らずのうちに不安や恐怖に支配され、
常に力が入り、痛みを感じるまでになっていたのです。
【定期検診の日が近づく…!】恐怖のループ
癌の場合、手術が終わり、治療が一通り終わったとしてもホッとするのは束の間、
次にやってくるのは「定期検診」という試練です。
癌の手術をして社会復帰しても、
周りの人が「もう大丈夫だね」と言ってくれても、
癌には再発や転移の心配が一生つきまといます。
私の場合、
3ヶ月ごとに簡易な検診 と 1年ごとに詳細な検診を
繰り返しています。
検診が近づくたびに、
「今回は大丈夫かな?」と不安が頭をよぎります。
検診日が近づくと落ち着かない気持ちになり、
検診当日は不安を抱えて病院に向かいます。
結果が出るまでの時間は緊張し、
結果を聞いて帰宅するとぐったりしてしまいます。
この心の疲れには、自分でも驚きます。
同じ癌経験者の方にお聞きすると、
こうした不安を抱えるのは、私だけではないようです。
【恐怖をぶっ飛ばせ!】不安と上手に付き合う方法
何回も検診を繰り返していると、少しずつ不安と上手に付き合えるようになってきた気がします。
私が実践している「ちょっとしたコツ」をご紹介します!
まず、私が実践しているのは
「今、この瞬間を楽しむ」ことです。
検診結果が出るまで悪いことを考えるのは避けられませんが、
そのときに「今、自分が感じていること」に集中するようにしています。
例えば、深呼吸をして少しでも心を落ち着けると、不安が少し和らぐことがあります。
そして、「不安に過ごしても、気楽に過ごしても検診結果は変わらない」と自分に言い聞かせています。
次におすすめなのは「信頼できる人に話す」ことです。
家族や友人に素直な気持ちを話すことで、
驚くほど心が楽になることもあります。
最後に大切なのは「自分を責めない」ことです。
不安を感じるのは、
あなたが自分の健康を真剣に大切にしているからです。
だから、時には自分に優しくしてあげてください。
「大丈夫だよ、よく頑張ってるよ」と、
自分に声をかけることが大切です。
再発への不安は誰にでもあるものです。
少しずつ前向きに過ごす方法を見つけて、一緒にこの道を歩んでいきましょう!
「【恐怖の定期検診!?】再発不安とどう向き合うか!~私の“リアル”癌体験記vol.19」へのコメント
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