“治す”より“付き合う”──あなたの特性を受け入れ、楽に生きる方法【1】自分の特性と向き合う考え方vol.67

「発達障害・愛着障害・HSP・うつ・完璧主義」──”生きづらさ”を抱えるあなたへ

「治したい」と思う気持ち、ありますか?

「この性格さえ変えられたら、もっと生きやすくなるのに…」
「普通の人みたいに、もっとスムーズにできるようになりたい…」

そう思ったことはありませんか?

私のクライエントさんの中には、
発達障害・愛着障害・HSP(繊細気質)・うつ・完璧主義 などのお悩みを抱える方が多くいらっしゃいます。

ほとんどの方が口にするのは、
「治したい」「普通になりたい」 という思い。

「この性格を治せば、もっと楽になれるのでは?」
「周りの人と同じようにできるようになりたい」

そう思うのは、ごく自然なことです。
でも、私はカウンセリングを通じて、
多くのクライエントさんが 「治そう」と頑張るほど、
かえって苦しくなってしまう ことを見てきました。

もしかすると、
「治す」ではなく「付き合う」という視点を持つことで、
今よりも楽に生きられるかもしれません。

「普通になりたい」と思うのはなぜ?

「もっと社交的にならなきゃ」
「すぐに落ち込む自分を変えたい」
「周りの人みたいに、うまく生きられるようになりたい」

こうした悩みを抱えている方は少なくありません。

例えば、私のクライエントさんの中にも…
✔ 「発達障害の特性があるけど、それを受け入れるのが怖い」
✔ 「愛着の問題があるけれど、普通の家庭を築きたい」
✔ 「HSPの繊細さをなくしたい」
✔「うつになりやすく、気分の波が激しいことをコントロールできるようになりたい」
✔ 「完璧主義をやめたいのに、やめられない」

「普通になりたい」
こうした思いを抱えている方がたくさんいます。

でも、「普通」って、一体なんでしょう?
そもそも「普通」という明確な基準はなく、
人それぞれに特性があるもの です。

「特性」として捉えると、生きやすくなる

例えば、「人見知り」な性格について考えてみましょう。

✔ 「治したい」と思うと
   ↓
  無理に社交的になろうとして疲れる

✔ 「特性として受け入れる」と
   ↓
  「一対一なら話しやすい」と自分に合った方法を見つける

「変えなきゃ」と思うと、
うまくできない自分を責めてしまいます。
でも、
「これは自分の特性」と受け入れるだけで、
気持ちが軽くなることもあるのです。

発達障害、愛着障害、HSP、うつ、完璧主義
――これらの特性も、短所として捉えるのではなく、
自分の個性の一部として受け入れる ことで、
違う景色が見えてくるかもしれません。

「治す」より「付き合う」ための考え方

では、どうすれば「自分の特性と上手に付き合う」ことができるのでしょう?

💡 ① 無理に変えようとしない
 → できないことより、できることに目を向ける

💡 ② 「どうしたら楽に生きられるか?」を考える
 → 例えば「静かな環境の方が落ち着くなら、そういう選択をする」など

💡 ③ 自分を責めない
 → どんな特性も、見方を変えれば長所にもなる

大切なのは、「自分に合うやり方」を見つけること です。

まとめ:「治す」より「付き合う」という選択肢

「普通にならなきゃ」と無理をすると、
自分を責める負のループに陥りがちです。

あなたの特性はあなたらしさの一部。

✔ 「普通にならなきゃ」と思うのは、環境や価値観の影響かもしれない
✔ 「特性」を受け入れることで、生きやすくなることがある
✔ 「治す」ではなく「付き合う」という考え方で、もっと楽に生きられる

次回の記事では、「具体的にどうやって特性とうまく付き合うか?」 を詳しく解説します!

👉 次回:「【2】“治す”より“付き合う”──特性とうまく付き合う3つの工夫」

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