なんだか生きづらく、
ストレスや悩みが多く、
心身共に疲れると、
「ため息」をつく回数が
増えて来たりします。
「ため息」をつくと寿命が縮まる・・・・・・
「ため息」をつくと幸福が逃げていく・・・・・・
なんて言われて、
「また、ため息をついてしまった!」
なんて、よけいに落ち込んじゃったり。
そんな方に、朗報です!
「ため息」がやる気を高める
という説があります。
長く緊張状態やストレス状態にあると、
呼吸が浅くなってきます。
そこで、「ふぅ~」とため息をつくことで、
肺に通常の2倍の空気を取り込むことができるそうです。
この「ため息」=「深い呼吸」によって、
次の新たな行動に向かう意欲がわいてきます。
「ため息」をコントロールする神経回路が
あることもわかっています。
つまり、
「ため息」をつくとき、
あなたの神経回路は、ため息をつくことを選んでいる。
「ため息」をつくことで緊張状態やストレス状態に対応しようとしているのです。
こんな実験もあります。
ため息をつく「ため息」グループと普段通りに息をするグループに分けて、
難しいパズルの課題や単調な課題にどれくらい忍耐強く取り組めるか実験したところ、
「ため息」をつくグループの方が、普段通りに息をするグループよりも、
長く課題に取り組み、課題後も、もっと取り組みたいという意欲が高かったそうです。
腹式呼吸が副交感神経系を優位にして
リラックス効果があることは
よく知られていますが、
この「腹式呼吸」は慣れないうちは、
意外と難しい。
それに比べて、
「ため息」は誰もが練習せずにできるのではないでしょうか?
「ため息」、おおいについてください。
「ため息」をつくとき、
あなたの心身は、
やる気を出そうとしているのです!
そうは言っても、
「ため息をつく」ことだけでは乗り越えられないほどのストレスがある方は、
そのほかのセルフケアや
カウンセラーの助けを借りてみてくださいね。