笑顔には、
心と体を元気にする力があります。

笑顔になると、
脳が、幸福感を感じるホルモン
「エンドルフィン」を分泌し、
同時に、
ストレスホルモンが減少する
ということがわかっています。

忙しい日々の中で、ふと気づけば、
笑顔を忘れている方も多いかもしれません。

それだと、「福」は来ないの？

……なんて、悲しい気分になっちゃいますよね。

でも、大丈夫です。
安心してください。

実は、
自然に笑えなくても、
「とりあえず笑顔を作ってみる」ことでも
同じ効果があることもわかっています。

「幸せだから笑う」のではなく、
「笑うから幸せになれる」という
逆の法則も成り立つのです。

笑顔は脳に良い刺激を与え、
私達をリラックスさせてくれて、幸せを引き寄せます。
さらに、
笑うことで、少しずつポジティブな感覚が広がり、
気分も上向きに変わります。

鏡の前で軽く口角を上げるだけで、
脳は
「今、笑っている状態なんだな」と思ってくれます。
笑顔の力で少しずつ幸福感が増していくと、
不思議と気分も明るくなっていきます。

「笑顔を作る」には、
始めは少し意識が必要かも知れませんが、
笑顔になっていないなと気づいたら、
ほんの少し「口角」をあげてみましょう。

また、
「自然と笑顔になれる時間を作る」こともしてみましょう。

気の合う友人との気を使わない会話や、
好きなコメディ映画を観ることなど、
「笑える瞬間」を日常に取り入れてみましょう。

無理に笑わなくても、
そんな時間の中で少しずつ自然な笑顔が増えて、
心も軽くなってゆくはずです。