前回の記事では、習慣化に必要な期間についてお話ししました。
行動や思考の癖を変えるには、それぞれ一定の期間が必要です。
しかし、どれだけの期間が必要かを知っても、
それを実行に移し、続けることができなければ
習慣化できません。
今回は、
無理なく新しい習慣を身につけるための具体的な工夫を7つ
ご紹介します。
小さく始める
新しい習慣を始めるときに、
最初から大きな目標を設定してしまうと、
負担が大きくなり、挫折しやすくなります。
小さな一歩から、踏み出しましょう!
例えば、
・運動を習慣にしたい場合、最初は「1日1分のストレッチ」から。
・読書を習慣にしたい場合、「1日1ページ」から。
少しずつ慣れてくることで、
自然とステップアップできます。
トリガーを設定する
新しい行動を始める際に、
既に習慣化している行動に結びつけ、「きっかけ」とすると
行動しやすくなります。
この「きっかけ」を「トリガー」と呼びます。
例えば、
・歯を磨いた後にストレッチをする。
・朝のコーヒータイムに、読書をする。
「トリガー」があることで、
新しい習慣が、日常生活に自然と組み込まれるようになります。
記録する
新しい習慣が続いていることを可視化(見える化)すると、
達成感が得られ、モチベーションが高まります。
例えば、
・カレンダーや手帳に、実行した日をチェックする。
・習慣管理アプリを活用する。
達成したことを視覚的に確認することで、
「続けたい」という気持ちが強くなります。
環境を整える
習慣を妨げる要因を減らし、
行動しやすい環境を整えることが大切です。
例えば、
・ストレッチできるスペースを作る。
・読書用の本を定位置に用意しておく。
環境を整えることで、
行動のハードルが下がり、実行しやすくなります。
ご褒美を設定する
習慣を続けるためには、
努力に対するご褒美を用意することも効果的です。
例えば、
・1週間ストレッチを続けられたら、
好きなスイーツを食べる。
・1ヶ月読書が続けられたら、
自分へのプレゼントを用意する。
小さな成功を自分で祝うことが、
モチベーションの維持に繋がります。
他者に宣言する
自分だけで頑張るのではなく、
家族や友人に目標を宣言することで、
サポートや応援を得られます。
例えば、
・家族に「これから毎日〇〇する」と伝える。
・SNSで進捗をシェアする。
周囲の目があることで、自然と続ける意識が高まります。
完璧を目指さない
失敗してしまうことは、誰にでもあります。
新しいことを始めることに対して、
私達の脳や潜在意識は、抵抗するものです。
失敗したり、できなかったりしても落ち込まず、
次の日から再スタートすれば、問題ありません。
・「できなかった日があっても、また続ければ良い」と考える。
・数カ月後、数年後の自分の成長を楽しみに、
見守る気持ちを持つ。
こうした長期的な視点が、
精神的な負担を軽減し、
無理なく習慣化に至る秘訣です。
今回は、習慣化の7つの工夫をご紹介しました。
1)小さく始める
2)トリガーを設定する
3)記録する
4)環境を整える
5)ご褒美を設定する
6)他者に宣言する
7)完璧を目指さない
ピンときたものがあれば、取り入れてみてください。
6ヶ月後には、
新しい習慣があなたの一部となり、
きっと理想の自分に近づいていることでしょう!
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